2025年8月13日(水)~15日(金) 会員3名
1日目:室堂~剱沢キャンプ場
2日目:剱沢キャンプ場~源次郎尾根~剱岳~別山尾根~剱沢キャンプ場
3日目:剱沢キャンプ場~室堂
取付からハイマツの藪を抜け、白い岩場と凹角の岩を越えてⅠ峰に着く。Ⅱ峰の登りはガバだらけの快適なクライミング。懸垂待ちも30分くらいでスムーズ。本峰の登りはガラガラで足場に気を使った。
メンバー1名が高山病(?)により体調が万全でなかったものの、ペースを調整して、何とか全員で登頂!下山は別山尾根を下る。
最高の達成感を得られた山行であった。剱沢キャンプ場で乾杯したビールも最高の味🍻!
〇1日目
室堂は曇り。登りだしは雨が降ったり止んだりの天候。登攀道具が入った重たいザックは20kg~22kgゆっくりと高度を上げていく。



剱沢キャンプ場にテントを設営後、明日の取付までの道を確認しに行く(取付まで行くと往復3時間とかなり時間がかかるので、1時間程度進む)。途中までは、雪渓に下りることなく、斜面のトラバースで行けそう。


〇2日目(アタック)
出発は3:30。まだ暗い中、出発。別山尾根にはヘッドランプの明かりが複数灯る。
昨日の道の先からは、雪渓に入るため、アイゼンを装着。夏の雪渓はカチカチの雪だ。夜明けはまだ先である。ちょうど取付き付近に着いた所で、夜明けを迎える。取付への道は思ったより傾斜が強い。ガレ場を登ると、皆さんの写真の通り、明瞭な踏み跡がある。
取付きは水が滴る岩場である。先行パーティーが2組おり、すこし渋滞。湿ってはいるものの、ホールドはしっかりしている。ただし、ハイステップが高い…リーダーが先行し、念のためスリングで確保。
そこを突破すると、猛烈な藪が始まる。かなりハイマツ(?)をつかみながら登ってしまったが、もう少し岩を使えば登れたのではないか?と反省。クライミングのスキルが高いSさんは、岩を使って上手く登っていた模様。私はというと、枝を掴み回り腕がかなり疲労。これではいけないと一旦冷静になる。Yさんの息が異常に上がっているのが気にかかる…
いくつか岩場を抜ける。一部はスタカットでのぼる。下部が少し難しく、A0で突破。フリーで抜けたかったのに、悔しい。
ガレ場も多いので、後続に落石をしないために、慎重に進んでいく。凹角の岩(チムニー)を抜け、 Ⅰ峰が近づくと、高度感が出てくるとともに樹林も減り、風が良く抜けて気持ちが良い。それにしてもアルプスも暑い。ホールドはしっかりしているものの、落ちたら即死の部分はスリングでサポートする。
Ⅰ峰付近では、雲が抜けて見通しが良くなる。八ツ峰の壮大で雄々しい姿は本当に圧倒的だ。Ⅰ峰の岩場先端からはⅡ峰も眺められ、爽快だった。
Ⅰ峰Ⅱ峰のコルから見るⅡ峰は巨大だったが、岩の形状が独特で、ガバホールドで埋め尽くされているため、グイグイと登っていける快適なクライミング。
懸垂下降も2パーティーのみで待ち時間も少なかった。ただし、このあたりで少し雨に打たれる。霧が濃くなり高度感がなくなる。さっきまでは暑かったが、待っているとかなり体が冷えた。懸垂途中に岩肌を見ると、しっかりした支点が途中にある。Sさんによると、ハーケンもかなり多かったとのこと。
懸垂下降を終え、いよいよ本峰へと登る。脆い岩場なのか、ガレ場となり、ルートも少しわかりづらくなる。落石しないよう、かなり気を使った。ここまで来れば、比較的進みやすくなるため、距離や高度的にはそこそこあるが、時間としては短く感じた。心配したYさんの体調もなんとか持ち、全員で頂上に到着!到着と共に背後の霧の中から源次郎尾根が姿を現す。頂上ですこしゆっくりしていると、青空が見えるときもあった。頂上へと突き上げる源次郎尾根は素晴らしい達成感を得られるいいルートだと感じた。
下山は別山尾根を行く。改めて登山道を見ると、鎖や梯子でよく整備されているものの、とても進みやすいルートとは言いづらい。厳しい山なのだなと実感した。
下山でも、Yさんはかなり息が上がりやすく、辛そうだ…荷を軽くし、ペースを落とし、休憩を多めに取り、なんとか下山。
剱沢小屋で仕入れたチューハイとビールで乾杯!達成感と安心感で最高の味であった🍺














〇3日目
早朝、剱岳付近は良く晴れており、頂上まで良く見通せた。みくりが池温泉で汗を流し、帰路に就く。

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