冬の山旅 中央アルプス 越百山

年末の2021年12月23日から26日、木曽山脈の越百山2613.6mへ行きました。

結果から申しますと、頂上手前で断念、頂上へはいけませんでした。

車で長野県へ向かい、伊奈川ダム手前のゲートまで行く。道脇にテントを張り泊まる。翌日午前6時15分発。ゲートから登山口まで林道を歩く。水害で復旧中。林道歩きが意外に長い。山道に入るといきなり急登である。雪は少なく、かつわれわれより何日か前に入った人のトレースがあり助かる。ペナントがみあたらないので、雪が多くて、トレースがないとルートファインディングは難しいと思った。結構な急登で、まだかまだかで、小屋に着いたのが午後2時過ぎ。この時点では天気良し。明日から天気が悪くなる予報なので、今日中に頂上アタックすることにした。しかし、遠方には黒雲が発生してきた。2500mぐらいまでの樹林帯のラッセルに時間をとられ、天気も急速に悪化してきた。樹林帯をぬけたところで午後4時過ぎになったので、ここを最高点として頂上は断念し、小屋に下る。冬季小屋で泊まる。我々以外に登山者はいない。暗くなってから雪が降り始める。翌日、外は新雪が積もり、トレースも消えていた。このあと寒波がくるというので、下山することにした。トレースも消えていたところがあるので、気を使いながら下る。途中、単独の登山者とすれちがう。無事下山して、飯田で一泊して帰る。通行止めになる前に帰れてよかった。

昔ながらの正しい計画は、小屋まで2日、アタック1日、下山1日、予備日2日だろう。雪が多いと、冬季小屋は入口が開かなくなる構造。テント必須。

空木岳遠望。

ゲート手前の路側でテントを張る。

南駒ヶ岳。

遠見尾根の木々の間からの御嶽山。

乗鞍岳。

越百小屋の冬期小屋。入口が雪が降ると内側からはあかなくなるかも。

越百山山頂を望む。この時は快晴。

急速に天候悪化。樹林帯をぬけたところが今回の最高到達点。2500mぐらいかな。

冬期小屋の中。土間と奥に畳の部屋。有りがたし。

下山、行きとは様相が変わった。

冬山という感じ。

休憩。

登山口の降りてきた。

林道も雪景色。

ゲート。人がとおれるように配慮されている。。

駐車した脇にツチグリが群生。長石の地ちらばる地面。

妻籠宿。コロナの影響が残り閑散としている。いい雰囲気。

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